僕とコードとブルーハワイ

omega (@equal_001) の日記

LOCAL Commuinty Summit 2015 感想

2015/05/16 (SAT)

LOCAL Community Summit 2015 にスタッフとして参加してきた。

 

local-community-summit.doorkeeper.jp

 

 

イベント開始前

イベント開始一ヶ月くらい前に、LCS2015実行委員長のhokkaiさんから「スタッフ手伝ってほしいなー」とメンションが来たので、二つ返事で「なんでもやります!」と言ったらまだやる人が決まってなかった司会時々タイムキーパー役になったという次第でした。

二つ返事というのは、僕はずっとお世話になってきたLOCALに、というか北海道という土地・そこで出会った人々に恩返しがしたいと思っているからで、

「LOCALがやるイベント?!手伝います!むしろやらせて下さい!」

という返事になることは最早聞かれる前から決まっていたのだった。

僕がjoinしたのはだいぶ後の方だったのでイベントの大方スケジュールは決まっていたのだけど、北海道と東京でのイベント運営の違いってのが大きくて悩むことが多かった。(長くなるから詳しくは書かない。今度別エントリで書くかも)

 

 

イベント当日

今回のイベント参加者は北海道出身者が半分くらいで、しかも見知った顔がたくさん居て、一瞬ここは札幌のセミナー会場かな?と錯覚した。

色んなコミュニティと繋がろう!というのがテーマの一つなんだけど、お互い知り合いが多かったので内輪感がでちゃってたら嫌だなーとひっそり思っていた。かといって、無理矢理人と人を繋げるのはお門違いなので、「折角集まったからお昼ごはんみんなで食べにいきましょうよ!」と呼びかけるので精一杯だった。

僕は会場で準備&待機してたので食べに行っては居ないけど、皆さんはどうだったのかな?ランチタイムで少しでもなにか新しい交流が生まれたのなら、幸いです。

 

そういえば、いくつかの時点で「これは内輪芸なんですかね?」ってツイートがあった。

確かに、この人はそういうキャラだ、と知ってないと端から見るとナニソレ?って思われてしまうというのはわかる。やっている側は内輪芸とか思っていないと思うけど、そういう風に見られることもあるよ、というのは気をつけるべきだなと思ったので反省会の議題に上げることにする。

一応、内輪盛り上がりにならないように、ローカルネタみたいなことは司会では言わないように淡々と、でも会場の人が周知したネタを振られたらできる限り乗る、みたいにはしてたけど、そういう風に思わせてしまったのならごめんなさい。司会業ってむずかしい。

 

今タイムスケジュールを見返してみて、改めてとても濃い内容だなぁと思った。言語・地域という括りで各々のコミュニティの話を聞ける機会は滅多に無いと思う。大体は同じ言語で、RubyならRuby界隈のイベント等で自分が所属するRubyコミュニティについて話す感じかなって。ブログとかでも発信している人もたくさんいるけど、やっぱり他の界隈の取り組みとかって結構意識しないと情報入ってこないんじゃないかな。

  

若手技術者によるパネルディスカッションは新鮮だったな。結構本音で喋っていた気がする。

特にやりたいこととか無いけど流れで東京来ていま働いてますって人もいれば、なんかやりたいことがあって東京来ましたって人もいる。理由は様々だけど、大都会・東京ってところは自然と人が集まる場所なんだなぁと想った。

最後は北海道に帰りたいかどうかの話から「地元愛」についての話なっていたね。

さてこの「地元愛」というのは、生まれた土地だけじゃなくて、あぁあそこに居たいなぁ〜って思う場所全てだと思うのです。TLにもそういう考えの方々がいて、思わず最後に喋ってしまった。

 

そうだなぁ、もし僕が帰るとしたら札幌に帰りたいと思う。その次に地元かな。

あなたにとって地元とはどこですか?と問われたとき、皆はどこを想うのだろうか。

 

最後の地方 x クラウドのセッションは個人的に勉強になった。

今勤めている会社では、週一回のリモート勤務がOKという制度がある。この制度があるからか、会社に来て働いていても基本はslackというチャットでテキストベースで会話している。テキストベースはログが残るから良いという利点もあるけど、雰囲気とか相手の機嫌や具合を五感で感じられないからこそ悩むこともある。

僕のようにチャットベースに慣れていない人とかは、まず文字から空気を読むということが結構負担になって、気が付くとメンタルゲージがかなり削られているという人は居ると思う。

あと僕の場合、会社に入って同じチームメンバーってどんな人達なのかな?って思ったときに、自分以外の人がほぼ毎日リモート勤務(花粉症のため連続日数リモート)されていたので、一緒に働いている人達がどんな性格で、どんなことが好き・嫌いで、その人が持っている雰囲気とか、技術的な得意分野とか、というか顔もよく見たこと無い直接会話したこともないみたいな状況で、最初の頃は実はとてもとても怯えながら仕事をしていた。

今は変に怯えることは無くなったけど、それは一緒にミーティングしたりとか、どんな活動してるのかとか段々とその人となりを知ったからであって、やっぱり人と何かをするときは定期的に対面するのは大事だと思う次第です。

今回のあった発表だと、全員の顔をみたら強制飲み会してましたという取り組みがあったりした。こんな風になにか一つ、仕事の運用だけの関わりだけでなくて、チーム内で作るおもしろルールとか作ってみると、テキストベースでも普段の雰囲気の共有がしやすいじゃないかなって思うんだ。

僕みたいに変に怯えて、チャット部屋でテキストを送信するのに考え込みすぎて仕事の手が止まる見たいなことも起きないと思う。(怯えすぎ)

ちなみに僕の勤め先だと社内チャット用語なるものがあって、それを使ってコミュニケーションする。初見だとなんのことだかよくわからんなぁと思うけど、段々と用語を使うのに慣れてくると「少しはここに馴染めてきているかな?」なんて思ったりする。いや、馴染めてないかも知れないけど...。 

IT情勢の詳細とか語れませんが、今後リモートワーク導入する企業は少しずつ増えていくと思うので、このセッションで話された取り組みをメモして取っておくと良いと思う。

 

 

個人的な反省

今ニコ生の放送を全て見返して一人反省会をしている。

自分の声が小さい。はっきりゆっくり喋ろう自分。

あとマイクが無いと会場の音がほぼ聞こえないので、なんで会場に居る人達が笑ってるのかとかを、生放送を見ている人達にもわかるように口頭で事の経緯みたいなのを自然な感じで喋れば良かった。

ビブリオバトルの司会とかちょいちょいしてたから別に変な緊張とかはなかったけど、タイムスケジュールが変更になりましたーとかそう言った事務連絡が入ると少々焦るので経験足りないな、と思った。ビブリオバトルは発表時間等流れがもう公式で決まってるから、あとはアドリブで自由に進行できるからやりやすいのだ。

 

感想まとめ

僕は今回のようなイベントは珍しいと思う。技術技術していない、コミュニティは人なんだと改めて感じるイベント。

今回初めてITイベントに参加した人はいるのだろうか。

このコミュニティってこんな感じなんだ〜とか、地方の取り組み・特色を知って興味を持ってくれただろうか。

 

ふと数年前の自分を思い出す。

僕はあの時OSCに参加しなかったら、人と人の繋がりの大切さがよくわからないまま今を生きていたかもしれない。Rails Girls Sapporoのオーガナイザーもやってなかったと思う。色んな人が持っている技術に対する誠実さを、社会に出る前から垣間みるなんて良い経験もできなかっただろうな。

このイベントも、そういったきっかけの一つとなれば良いなと個人的に思います。

 

こんなちっぽけな僕に、色んな人との繋りを築いてくれたLOCALや北海道の方々に改めて深く御礼をし、僕のLOCAL Community Summit 2015は幕を降ろしたのだった。

おわり