僕とコードとブルーハワイ

omega (@equal_001) の日記

PyConJP2016でiOS開発環境Pythonistaについて発表してきた

PyConJP2016でiOS開発環境Pythonistaについて発表してきました。

pycon.jp


日本の大きめのカンファレンスで発表するのは初めてだったのですが、80人強と向き合うとなかなか緊張しますね。
今回のPyConは5つの発表が平行して流れており、どのくらいの方が聞きに来てくれるかと不安だったのですが、Pythonistaに興味を持ってくださった方々が部屋の席が一杯に聴きに来てくださってとても嬉しかったです。
序盤から接続不良で画面が度々映らなかったり、動画が再生されなかったりして終始テンパってましたが、
私の発表を最後までずっと聴いてくださった皆様、本当にありがとうございました。m(_ _)m


今回発表した資料をリンクしておきます。
(スライド資料のメモ欄に色々解説書いてます)
当日は実際にコードを見ながら解説したのでその部分がまるっと抜けていますが、これからちょっとずつ画像と文章で解説を更新していきます。
そこが見たいゾッて思ってる方がいたらゴメンなさい。今月中に更新します。

docs.google.com


あと、実際に私が個人的な問題解決のために作ったiOSアプリを晒しておきます。参考になれば幸いです :)
⚠️コードの綺麗さは求めてはいけません!

アプリその1
忙しさにかまけて買った食材を賞味期限切れにしてしまう+冷蔵庫に食べ物があるのにそれを忘れて似たような食材を買ってしまう問題を解決するためのアプリ。これでだいぶ食材が無駄にならずに済んだ!
github.com

アプリその2
私の用途に特化したレシピサイトのブックマークアプリ。これを起動すると、私がよく使うレシピサイトとスーパーのチラシ情報サイトにボタン一つで飛べるようにしている。ブラウザにbookmarkでいいじゃんって思うかもしれないが、「自分専用」っていうのが結構楽しいのだ。デザインも自分で好きなように作れるし、自炊が楽しくなったよ。
ちなみにブックマーク機能を付けたいので実はまだ開発途中。
github.com


そうそう、発表後にハッシュタグ( #pycon_203 )を眺めていたら「Pythonistaを購入しました!」という方や「もう一度触ってみようと思った」という方を観測しました。日本人のPythonistaユーザが増えたぞ!とテンションが上がりました :))))
(英語のドキュメントしかないからか、まだまだ海外ユーザばかりなのです)

Pyhonistaに興味を持ってくださった方、もしかしたらこれから興味を持ってくれる方、ぜひぜひPythonistaでものづくりを楽しみましょう!!



ちなみに、発表風景の動画がuploadされているみたいなので、聴きに来れなかった方は是非いろいろな発表を見てみてください。
個人的には、

あたりが仕事でも使えそうで面白かったなーという印象でした。

www.youtube.com




そういえば、小話を一つ。

プロポーザルを出そうと思ったきっかけを聴かれたので、それについて。
実のところ最初は出すつもりはなく、「レベルの高い発表ばかりなんだろうなぁ、自分の発表ネタなんて誰も聞きたいと思わないだろうなぁ」ととてもネガティブ思考で過ごしてました。
でもある日、何気なーくPyConJPの公式ページを眺めてたら、今回のPyCon JP2016のテーマである Everyone's different, all are wonderful. が目に入りまして。
そのとき、「みんな違ってみんな良い、か。あぁ、もしかしたら人にウケるものとか考えなくて良いのかもしれない。というかそんなこと気にしなくても良いんだな。自分の好きなことや興味のある題材でやっていこう。きっと自分はその方が面白い物事を誰かに伝えられそうだな。」と思えて、その場のノリで2のプロポーザルを提出しました。
一つは査読で落ちちゃいましたが競馬の予測モデルの話。もう一つが、Pythonistaのお話でした。
おそらく、このきっかけがなかったら応募しなかっただろうな、と今思います。

PyConJP2015にも参加しましたが、昨年と違う点は、発表者になると自分のしてきたことに対し多くのフィードバックが得られますし、他人に情報を伝えるのである程度の水準まで技術を知らなければと必死になれることかな、と振り返って思いました。また、懇親会などで自分の発表ネタをきっかけに話しかけていただいたり、自分の知らない分野の話をたくさん聞けました。

スタッフの皆さま並びに参加者の方々、素晴らしいカンファレンスを本当にありがとうございました!

PyConJPは来年も開催されるようですね。技術が繋ぐ新たな出会いを思い描きつつ、その時を楽しみに待っています。

来年はどんなネタで応募しようかなぁ。。。