僕とコードとブルーハワイ

omega (@equal_001) の日記

言語を勉強する時は、単語を構成している要素に分解して意味を覚えていくと理解が早まりそう

最近何故かフランス語の勉強をしている。
勉強してて思うのはとにかく冠詞が難しいなと思う。
スペイン語だと名詞の語末が -o で男性名詞、 -a で女性名詞というルールがある(例外も少しある)けど、フランス語は結構バラバラでその都度名詞と合わせて覚えないと行けない感じがある。


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名詞ができた歴史的背景とかを意識しないといけない、というのが結構難しい。漢字みたいに形状からなんとなく出来た背景とかが想像できる言語ならまだ楽なんだけどな、と思うことがあるけども、
でもそれって今まで漢字社会で生きてきた上で自然と「氵」という形が五行の中で水に属しているな、という感覚が脳内に埋め込まれているだけだからわかりやすいと感じているだけであって、前提知識がない人からするとかなり難解な言語だろうなと思う。五行という概念も、宗教によって身近かどうかが変わってくるのでまた難易度は上がる。

でもフランス語も似たようなことが出来て、例えば、「bonjour」という単語は「bon」と「jour」に分解できるのだけれども、それぞれの意味を知っていれば「bonjour」に出会った時にどんなニュアンスで使われているのかなんとなく掴み取れると思う。
ちなみに「bon」は”良い”とか”上手”という意味の形容詞で、「jour」は「日」という意味の名詞。
直訳すると「良い日」になるけど実際は「こんにちは」になる。これは結構素敵な単語だと思っていて「やっほー、今日も良い日だね」って感じの清々しい使い方で出来上がったモノなのかな〜と、勝手に思っている。

で、bonのニュアンスがわかっていて、更にこれは男性形で女性形はbonneになるという知識があれば、「bonne idée」は女性名詞的な感じの小さい一つのことに対して良いと言ってるな、みたいなところまで持っていける。
自分は英語の知識が多少あるので「idée」は「idea」っぽいなとなり「良いアイディア」と言ってるのかな?という仮説が浮かび上がる。
仮説が違うことも多いけど、フランス語と英語は形が似ている単語が多いので他の知識で補完しながら学べる。

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で、冠詞は単語がどういう背景で生まれたのか、みたいなのが何となくわかればこっちかな?というアタリが付くっぽいので、名詞の成り立ちやその単語を構成する要素に分解したときに、各要素がどういう意味なのかを頭に入れておくと応用が効きやすいのでは、と考えている。

とはいえフランス語の冠詞はとても複雑だなと思っている。
最初に「une pizza」に出会ったときなんで女性冠詞なの?って納得がいかなかった。今もよくわかっていない。
あと「Je mange une pizza」で、「ピザを一枚食べる」という意味になるらしいが、2, 3枚食べるならla(定冠詞で英語で言うthe)、スライス一枚だとde(部分冠詞)になるという。
不定冠詞はuneというのがわかってないと、laじゃだめなの?みたいになりそう。この感覚を掴むのがまだまだ出来なくて難しい。