読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Domain Driven Design Quickly Online を読んでいく。 その1

先に分厚いDDD本を読んでいたが、読み進めていてもどうも霧の中を歩いている感覚から抜け出せずにいるということで、まずは友人の勧めにより「Domain Driven Design Quickly」を読むこととし、そのメモを書いていく。

www.infoq.com

イントロ〜第1章 ドメイン駆動設計とは何か

ソフトウエアを開発する目的は、実世界の作業を自動化したり、ビジネス上の 問題を解決することです。つまりソフトウエアは、業務の自動化や現実世界の問題など、具体的なドメインのためのソフトウエアなのです。

ドメインとは、実世界で解決したい問題、要求の解決方の枠組みの集合またはそれ自体、ということだろうか。
もう少し雑にいうと、ドメインとはつまりソフトウェアが行う業務の範囲?内容?指していると思われる。


ドメイン駆動設計とは、ソフトウェア設計手法の一つ。
ドメインを明らかにするためには、ドメインを詳細に把握している人物からヒアリングするべきである。例えば、銀行業務システムであれば、業務流れや潜在的な問題を熟知している銀行員である(担当者および依頼者が問題を認識していない場合もあるけど)。
そうしてドメインを探り出していきつつ、ドメインの抽象化をしていく。
ドメインの抽象化とは、ドメインのモデル化のこと。
ドメインは多くの情報を含み、かつ複雑なものであるため、通常は全てをモデルに落とし込むことはできないと考えて良い。この取捨選択が設計作業であり、ソフトウェア作成でもある。

なお、ドメインモデルについては本文中にあったこの一文がわかりやすかった。

ドメインモデルとは特定の図で表されるものではなく、そのような図が表そうとする概念である。

ドメインの知識を構築する

次に、飛行機の飛行制御システム開発を例にドメイン設計を考える。

さらに議論すると、あなたは興味深い単語を聞きます。それ は「航路」です。あなたがこの単語にすぐに着目したのはそれなりの理由があ ります。航路は飛行行程の重要な概念を含んでいるからです。航路にしたがう。 これが飛行機が飛行中におこなうことです。飛行機の出発地と目的地は航路の 始点と終点でもあることが明らかになります。したがって、飛行機を出発地と 目的地に関連させるよりも、航路と関連させた方が自然な気がします。この場 合、航路は出発地と発着地に関連します。

飛行機の航路、つまり問題(飛行機)の遷移/あるいは状態に着目するというのが一つのポイントだと思われる。
例では、飛行機を出発地と目的地に関連させるよりも、飛行機ー航路ー出発地/目的地と関連付ける方が自然、とある。構成する出発地/目的地というものを抽象的に考えて飛行機と関連付ける見方ができるかどうかが第一歩。
抽象化なので、考えているとプログラムでいうクラスのようなイメージを持つ。

私たちソフトウエアの専門 家(アーキテクトと開発者)とドメインの専門家はドメインモデルを一緒に作成します。ドメインモデルはこの2つの専門領域が出会う場所でもあるあります。これは多くの時間を費やさなければならない作業に思えるでしょう。そして、実際その通りです。そうするべきです。なぜなら、ソフトウエアの最終的な目的は実際の生きたドメインでの業務上の問題を解決することであり、そのためにはソフトウエアはドメインと完璧に一体になる必要があるのですから。

アーキテクトと開発者とドメインエキスパートが揃ってドメインの抽象化を行い、ソフトウェアが本来行うべき業務のための設計をしていく、という流れなのだろう。
大雑把だが、DDDの概念は把握した。


今日はここまで。