Linux/UNIXの勉強メモ6 PHP ソースコードを入手してビルド・インストール
PHPの公式ページから必要なバージョンのものをインストール。
php-5.6.4
# cd /usr/local/src
# wget http://jp1.php.net/get/php-5.6.4.tar.gz/from/this/mirror
# tar zxf php-5.6.4.tar.gz
# cd php-5.6.4
INSTALLを参考にインストール手順を追う。
# ./configure
なんかのライブラリが足りないと言われた。ので、ここはyumでインストールで入れた。
# yum install libxml2 libxml-devel
develはdeveloperの略。C言語でいうヘッダー?みたいなのが入っているらしい。コンパイルに必要なライブラリらしい。これがないとコンパイル出来ないのか。じゃあライブラリを独自に作りたい人はここを書き換えるんだな。
あと勉強でpostgresqlを使いたいので、--withで入れておく。それからもいっかいconfigureしてみる。
そのまえに--with-postgresqlと書いたら怒られたのでhelpで確認してみる。
ここにはconfigureのオプションについていっぱい説明が書いてある。
# ./configure --help|grep pgsql
なんかpgsqlについては2つあった。PDOというのは、PostgreSQLデータベースにアクセスするためのインターフェースを実装したドライバらしい。これも入れておく。(参照:PHP: PostgreSQL (PDO) - Manual)
--with-pdo-pgsql=DIR PDO: PostgreSQL support. DIR is the PostgreSQL base
--with-pgsql=DIR Include PostgreSQL support. DIR is the PostgreSQL
# ./configure --with-pdo-pgsql=/usr/local/pgsql/ --with-pgsql=/usr/local/pgsql/ --with-apxs2=/usr/local/apache2/bin/apxs --enable-mbstring=ja
# make
# make install
Apacheを起動してみて、phpinfo.phpがみれるか試してみるが、出ない。
調べてみたらlibphp5.soが無い。あとphpinfo.phpもない。configureしたときに作られるはずだが、なんかの条件で作られないことがあるらしい。
参照
・dage.jp » Apache2.2+PHP5.2 完全インストール – part2 – PHPインストール
apxsバグ?なのかな?とりあえずphp-5.6.4を一度消して、configureの条件を変えて再インストールしてみる。
# ./configure --with-apx2=/usr/local/apache2/bin/apxs
# make
# make install
あ、実行結果を眺めていたらlibphp5.loってでてきた。最後の方でもlibphp5.soってでた。
確認したらapache2/modules/libphp5.soがあった。とりあえず生成できた。
もう一回必要なものをつけてconfigureする。
# ./configure --with-pdo-pgsql=/usr/local/pgsql/ --with-pgsql=/usr/local/pgsql/ --with-apxs2=/usr/local/apache2/bin/apxs --enable-mbstring=ja
# make
# make install
うん、ちゃんと表示された。
それにしてもなんでlibphp5.soがつくられないんだろう。
バグじゃない気がする。。