After Effectsでレトロっぽいエフェクトをかけた動画を作成したときのメモ
After Effectsを入れてみて一日目でやったことをメモ
作った動画
昨日はAfterEffectsの練習がてら、明日の #VERGITO の動画版フライヤーを作ってみた
— omega (@equal_001) July 22, 2019
脳内にあるイメージをサクッと動画に落とし込めて便利だ!思ったより操作性も良かった pic.twitter.com/iAAZib5W1I
ベースの動画を作る
レトロっぽい感じのエフェクトを全体に付けたかったので、ベースの動画を作成し、それにエフェクトをかけていく方法にした。
OP部分
最初の矢印みたいな動画はgifのフリー素材。感謝!
このgifとテキストを同時に表示させることで、うまいこと合成しているように見える。
タイトルの点滅は トランスフォーム>不透明度 で表現した。
文字
テキストにカーソルタイプライタエフェクトを付与しただけ。
このエフェクトは公式では用意されていないので、無料配布してくれているものを使用した。感謝!
Quick Effects plus:Effects フリーサンプル「モーションプリセット:カーソルタイプライタ」
一つ困った点が、
文字を表示するスピードがどう調整できるのかよくわからなかったこと。
そのため、文字数が少ないとゆったりと、多いほど早く表示されてしまう。
一部だけゆっくり表示させるために、テキストを分けたりしてた。
「DJs」ってところとか。
背景が半分白くなる部分
長方形ツールで作った図形をいい感じに回転させて、
白で塗りつぶし、
トランスフォーム>不透明度 で表示させるタイミングを調整しただけ。
多分ちゃんとしたやり方があると思うけど、
実現できてしまったので調べていない!
動画全体にレトロっぽいエフェクトをかける
ベース動画にレトロっぽい動画を被せる
AfterEffectsのエフェクトだけで勝負するとしんどそうだったので、レトロっぽい動画をかけ合わせた。
(フリー素材を使わせていただきました。感謝!)
2つの動画をいい感じに合成させるには、 モード>乗算 を選ぶといい感じになる。
昔のフィルムっぽくぼかしたり画面が揺れたりする演出
ぼかすときは、
ベース動画に対してブラーエフェクトをかけた。
ぼかしの強度やタイミングは複数選べるので、良さそうなタイミングで入れておいた。
揺らすときは、
トランスフォーム>位置>エクスプレッション位置で、値を「wiggle(2,1)」に設定。
数値を大きくすると画面が揺れすぎて見辛くなるので小さめの値で。
動画の書き出し
Twitterにアップロードしたい場合
PCで動画を作成しているので、Webから動画をアップロードしたい。
しかし厄介なことに、Twitterでアップロードできる動画形式がかなり限られている。
How to share and watch videos on Twitter
指定の形式にするための簡単な方法として、Adobe Media Encoder を使用する。
コンポジション>Adobe Media Encoder キューに追加 を実行すると、Media Encoderが起動する。
キュー部分で動画形式を色々選択できるので、要件を満たすような設定をしてレンダリングをする。
これで上記の動画が完成する。
所感
チュートリアルが優秀。
よく使う機能から動画の書き出しまで20分くらいで覚えられる。
操作性、処理の軽さも想像以上に良かった。
ただ、やはり直感的ではない操作もいくつかある。
不透明度を掛ける位置は後から編集できるのに、同じ様なUIのブラーエフェクトの掛ける位置は編集できないとか。
どうにかすれば編集できるのかもしれないけど、不透明度みたいにクリックひとつで出来なくてアレ?ってなった。
思ったよりも簡単に脳内イメージを動画に落とせたので、今のところは良いツールだなというイメージ。