僕とコードとブルーハワイ

omega (@equal_001) の日記

初ソロデイキャンプ

人生初のキャンプを一人でしてきた。
初心者なのでデイキャンプからスタート。

キャンプ場

www.okutamas.co.jp

コロナ禍なので一日の利用人数がかなり絞られており、だいたい2週間前くらいには予約しておかないとキャンプサイトはだいたい埋まっている。
車じゃないと行けない場所かと思っていたが川井駅からキャンプサイトまで徒歩7分で来れるとのこと。
氷川キャンプ場奥多摩駅から徒歩5分なので、徒歩勢の友人を誘いやすそう。

移動

パートナーにクロスカブを借りて下道をトコトコひた走る。

道中で朝ごはんと肉を挟む用のパンを購入。
tabelog.com

ここは朝8時から開店しているとのことなので今後も利用しそう。
しかも購入者にはホットコーヒーのサービスがある。目も覚めるし嬉しい。そしてオシャレなテラスがある!ポイント高し。

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朝から清々しい気分になれた

次にコンビニでノンアルビールや手拭きを入手しつつ、キャンプ場近くにある千島わさび園へ。
sobatsukushiya.jimdofree.com

ちょうどつい先日、吉田類の酒場放浪記で千島わさび園さんが出ていて「人気が出てわさびが売り切れとかだったらどうしよう」とちょっと心配だったけど大丈夫だった。
でも私が行ったときは小さいわさびしかなかったようで、それでもいいなら〜あとサービスだよ〜って一個150円の破格の値段で売ってくれた。
ありがたく本日分と自宅用で2個購入させていただいた。

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丁寧に包まれたわさび。受付の方もとても親切でした。

キャンプ場

9:30頃に到着。
予定より30分早めに到着してしまったが普通に入れてもらえた。

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曇り空だけど涼しくて気持ちが良い

駐車場とキャンプサイトが離れているため、荷出しのためにキャンプサイト側の駐車スペースに一時的に停車できるよと言われたのだが、バイクを置いて帰ってくるまでにギアを盗まれる心配が強くて(人をあまり信用していない)、結局駐車場から全ての荷物を一度に運んでもってきた。
ソロ旅の宿命というか、一人旅歴が長いとどうもこういう行動になりがち。

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釣りをしている人もいた。長閑な風景

川井キャンプ場は薪と炭の持ち込みは禁止で現地で購入しないといけないルール。
正直相場の値段はわからないけど、よく燃えてくれたしソロで使う分には余ったくらいの量だったので満足。
嵩張るからバイクとかだと持っていくのも大変だしね、置いてくれているのはありがたいです。

デイキャンスタート

まずは火を生み出さないと肉も焼けない、ということでテーブルやら椅子やらを設置したらすぐに薪を燃やし始めた。

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ピコグリルに初の火入れ

ピコグリルという焚き火台を買ったのだけれども、初心者でもよく燃えてくれる構造なのでかなり助けられた気がする。

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勢いよく燃える薪


ノンアルコールビールを飲みながら薪を燃やすのをある程度楽しんだ後、飯作りを開始。
と言っても網と串に食材を設置して焼くだけなんだけども。

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今回のメインは猪肉のかたまり
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ピコグリル、一人分の量を乗っけるにはちょうどよいサイズ
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わさび醤油ソースの猪肉をパンに挟んで食べる

炭ではないので火加減が難しかったがアルミホイルで包み焼きしたら良い感じに火が通ってくれた。
わさびは独特の粘り気が面白く、まろやかな辛味が猪肉とめちゃくちゃ合うのですぐに1本なくなってしまった。
お腹いっぱいで大満足。

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あと何回こんなことができるのかな、と今後の人生についてぼんやり考えていた

ガスバーナーで湯を沸かし、コーヒーを飲んで一息。
スマホもかばんに閉まってずーっと空を眺めていた。


なんでキャンプしようと思ったんだっけ、軽いギアを〜って集めてもやっぱりこんなに重いしさ。
バイクは楽しいけどここまで来るのも割と大変、帰り道も多分渋滞に巻き込まれて時間かかりそうだし。
虫が苦手だから虫除けスプレーかけまくったけど蚊は寄ってくるし。
なんか容易に取れなさそうな煙が全身についてきてるし。

ようわからんな
しかも一人だし、テントも無いし、周りはお洒落でなんか一体感のある設営してて
いやー遠目からみたら自分だけめちゃくちゃ雑な野営って感じ

でも別に装備に統一感が無くてちぐはぐでも、誰にもなんにも言われないし、自由にやりたいときにやりたいことができるし
というか普段よりできることが限られてるけども、逆にそれが気楽だったり
何もやること無いからロッジエリアを散歩して、売店眺めて、川の水触ったりして

あとは薪を燃やすだけしかなくなったから、最後は椅子に座って空を眺めてぼんやり考え事していた。
多分、こういうなんでもない時間が欲しくてここに来たんだろうなぁ。





 
・・・

キャンプ用品のアレコレ

これまで色々キャンプ用品を調べてはせっせと集めてきたが、実際に現地で利用してみるとその良し悪しがわかってくるものだね。

今回ダントツで使い勝手が良かったのはピコグリル。
軽いしよく燃えてくれるし形状もオシャレで、買ってよかったなと心の底から思ったものの一つ。
あとは100均の火吹き棒も買って正解だった。
口のゴム部分は取れやすい以外は特に問題なく使えたし、中の方に空気を送り込めたことで良い感じの炭を作れた。


逆にもう使わないぞと思ったのはタナカブンキンゾクの折りたたみトング。
折りたたみ部分にロック機構がないので薪を持とうとすると重すぎて折りたたまれてしまう。
まぁ多分軽いものをつまむくらいの想定で作られているので、薪を持つというのは無理があったのかなと。
次は金属で軽くて長い薪ばさみを買います。


イワタニのガスストーブも結構安定感があってよかった。
メスティンもお湯を沸かしたり蓋をお皿にできたり、最後は収納になったりと結構便利。

持っていったけど使用しなかったのは食器類。
2つに分離できるタイプの箸は使ってたけど、でも割り箸で良いやとなった。スプーンとフォークは一切使っていない。
使うかなぁと思って買ったは良いけど自分の性格的に使い捨ての食器で良い気がしてきた。
あと2,3回持っていって使用しなければお蔵入りしよう。