僕とコードとブルーハワイ

omega (@equal_001) の日記

様々なタスクを持つことが多く管理するのが大変というか、仕事がうまく進んでいないなぁと思うことが増えたのでこの本を読んでみている。

この本によると、人間がマルチタスクできるのは脳の違う部分を使っているときだけで(意識しなくてもできる単純作業をしながら物事を考えるとか)、実はマルチタスクだと思ってやっていることはコンテキストスイッチを早く切り替えてシングルタスクをしているだけなのでめちゃくちゃ脳に負荷がかかっているらしい。
薄々気づいていたけど...やっぱりそうですよね。
年々マルチタスク(だと思っていたもの)ができなくなっていったのは、老いと共に脳の処理能力が低下したからだろうなぁ。


本作中にシングルタスカー or マルチタスカーなのかを測定する質問があるのだが、是非みんなにもやってほしい(転載できないけど)。
現代人は殆どマルチタスカーなんじゃないかなぁってくらいシビアな内容。
ちなみに私は0~100のうちマルチタスク度が79で、一番酷い組に入ってしまった。辛い!

前半は人間にとってマルチタスクがいかに愚かな行為かを解説し、後半は行動をどう変えれば集中力を最大化して良いシングルタスカーになれるのか、その状態を継続するための日々の心得とかが書かれている。



正直今はシングルタスクしづらい仕事環境ではあるんだけども、伝え方を工夫すれば他者とのコミュニケーションはそんなに変なことにならないだろうし、一番は成果を出すことなので「今作業中だから後ででもいいかな?」と正直に伝えても文句を言われることは無いだろう。
来年からは意識してシングルタスクを実践してみようと思う。
気を抜くとマルチタスカーになりそうなので目立つところに「シングルタスク!」と書いたポストイットでも貼っておこうか。