僕とコードとブルーハワイ

omega (@equal_001) の日記

フランスの家庭料理を学ぶ

最近、フレンチを食べる機会が多かったのでフランス料理について調べ始めた。

どうやら彼らは、日本人が想像するようなフルコースのフレンチを頻繁に食べているわけではなく、殆どの人は自炊するとのこと。
朝は甘いパン、お昼ごはんはチーズと肉を挟んだバゲッドを持参するかカフェでパスタとか食べて、夜はパン+チーズやスープだけとからしい。
全体的に物価が高いのでレストランは特別な日か休日に偶にいくだけ。想像以上に質素だった。

基本的に美味しいバゲッド、チーズ、ワインと、お喋りできる相手がいればOK!みたいな感じらしい。
そういえば前に何かの番組でフランスの風景動画を見た時に、長いバゲッドをそのままかじりながら公園で談笑するグループが映っていて「だからフランス人って顎の形がしっかりしてきれいなのかな」と思ったことがある。


とはいえ伝統的なフランス料理というのは存在していて、特に野菜を素材そのままの味で食べることが好きなんだろうなというレシピが多い。
今はこの2冊で勉強中という感じ。


パリっ子の食卓 フランスのふつうの家庭料理のレシピノート (河出文庫)

パリっ子の食卓は本当にガチでこういう食事してるんだろうな〜ってのが多い。
ただし写真はなくて手描きイラストなので完成図は想像しながら作らないといけない。
春夏秋冬でよく食べられている料理に分けられているので、季節ごとの食生活の勉強にもなる一冊。

パリ在住の料理人が教える 作りおきできるフランスのお惣菜

ASMR料理動画で有名なえもじょわ氏のつくりおき本。
各調理工程と完成図の写真が付いた手厚い一冊。パリっ子の食卓よりかは若干手の混んだモノが多いが、ちょっとやってみるか〜と思えるレシピばかり。
日本でギリギリ揃えられそうな食材を使ってくれているのも有り難い。レイチェルのパリの小さなキッチン | Netflixとか観ているとたまに日本では絶対に手に入ら無さそうな謎の野菜とかでてくるので、こういう身近な食材を使った内容だと嬉しい。
これはガチでおすすめできる一冊。


フランスでは地元のとれたて新鮮な食材を使うので、それにならって近くの地産マルシェで野菜を買ってきた。

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近所で美味しいと評判のパン屋さんでバゲッド、チーズとワインはイオンリカーで手頃なものを入手。
鶏むね肉と野菜はオリーブオイルと塩をまぶしてオーブンで焼くだけ。
フランス料理、ソース作りが面倒だけど大体は煮込んだりオーブンに入れて放置する系が多いので時間はかかるけど楽だったりする。

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ちょっと日本風に大葉ソースを付けて食べたら最高のディナーになった。
量が少なく感じるけど、会話しながらゆっくり食べるとお腹いっぱいになる。満足度が高い。
気を抜くと無限にバゲッドチーズワインをやってしまうので気をつけたい。


今回買ったワインはチーズ全般に合うし手頃な値段という理由で選んだけど、正直種類がありすぎてよくわからなかった。

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でも個人的にはシラーのタンニンが強めの味や、自然派ワインのワイルドな風味が好き。
勿論甘くて喉にすっと通ってくる飲みやすいワインも好き。

イオンリカーは値札のところにそのワインに合うオススメ料理を記載しているので初心者には優しい場所だと思う。
上京してから日本酒とクラフトビールをメインで飲んできたけど今年はワインに挑戦してみるのも良いかもしれない。