僕とコードとブルーハワイ

omega (@equal_001) の日記

飲食店への給付金はてっきり店舗あたり6万円、というルールだけかと思っていたのだけども、どうやら店に雇われている人数*1.5万円も支払われるとのこと。
但し、必ずしも雇われ側にそのお金が流れていくわけではないみたい。
どういうことかというと、その給付金は国からお店側に渡されるので、そこから先そのお金をどうするか、というのはお店側の判断できるんだと。
店員に一切支払わなくても、1.5万円渡すのも、店舗にかかる6万円分から上乗せして2万円渡すのも自由。
雇用調整助成金がもらえていない」と言っている人がいるとニュースになっていたけど、これは店側が全部お金を抱えている状態でしかも違法ではないという。

しかしこのお金、お店にとっては通常の収入になるようで普通に税金がかかってくる。
店員に1.5万円渡せば店側が支払う税金が少なくなるので節税対策としても使えるので、そのあたりの塩梅は店ごとで分かれそう。
あとこの雇用調整助成金、「事業主と同居の親族」は雇用保険被保険者とはならないので助成金をもらえる対象にはならない。
今まで家族経営して無料の労働力としていたものを「雇用者です」と切り替えてお金をもらう、というハックをしているお店が結構ある。面白い話だ。

日本という国は結構良い制度があるんだけども、自分から調べないと情報は入ってこないようになっている。
国だって良い制度を作る義務はあるけどなんでもかんでも積極的に使ってくれ〜お金を配るぞ〜〜って言いたいわけじゃないからね。

必要なときに必要なモノを受け取れるように、余裕があるときに法律の抜け道を探しておいたほうが良いかも。