■

別業種のインターン生との1on1は初で、何を話せば良いのやらという一抹の不安もあったが、向こうが聞きたい話題をリストにしていたので正直助かった。
私の職種について知りたいのかも、と思って話題と返答は色々用意していたが杞憂だったようだ。
人に話しかけられることがあまりないので(そういう雰囲気を作るのがくせになってしまった)今回の1on1は嬉しいことでもあった。

人に何かを伝えるのは好きなので、もう少し自分のまとう空気を和らげようか。
この顔と声のせいでずいぶん年下だと、何もわかっていないやつだろうとたかを括った口を聞かれることが多く、性的消費まがいの扱いがあったのも相まって、話かけるなオーラを出すようになってしまった。
長年の無表情や仏頂面もそれの一環だが、そろそろ大丈夫なんじゃないかと思いたい。

出世や円滑な仕事のために女性の武器は使っていけと簡単にいうが、最寄り駅まで黙ってついてこられたり飲み会後に手を握られたり、しつこくメッセージを送られたりしたらうんざりする。
こんな事のためにここで働いてるわけじゃないのに。でも証拠がないと何も言えない。言ったところで何が変わる？ワンルームのオフィスで逃げ場もないベンチャー企業なのに。
ってなるのよね。
嫌な思い沢山してきてんだわ。何も知らないくせに。
そう思う気持ちはまだ強いけど、もうそろそろ大丈夫かな。そう信じてまたやってみるかーという気持ちになった。