何もしないをする日

久しぶりに何もしないをした一日。
厳密に言うと何もしてないわけじゃなくて、日用品や食料を買いに行ったり気ままに近場を散歩したりした。
日々生活していると、仕事のあれこれをしなきゃ、将来のために勉強しなきゃ、色々やるために効率的に動かなきゃ、とか考えることが多くて、次第に常時何かしなきゃ、と思うようになる。
物事は早めにやることに越したことはないけど、色んなことで頭をいっぱいにしてまで急いでやらなきゃいけないことはそんなにはなくて、細々休むよりは落ち着けるときにずっしりと落ち着いていたほうがトータルで見て精神的に良いと感じている。
基本的には、特別な人でない限り一日にまともに決断できる回数みたいなのはある程度決まっていて、起きてから時間が立つほど脳が疲れてまともな判断ができなくなる。ただじっと座っていたとしても頭の中で四六時中何かやらなきゃ、と思っていると脳が休まっていないので意味がない。
なので、今日みたいに敢えて誰とも合わず具体的な予定も決めずに、頭を空っぽにして気ままに過ごすことをしている。
脳科学的観点からも適度にリラックスした状態のほうが発想力が上がるといわれていて、今日も何気なく見ていた景色から仕事で役立ちそうなこととか考えついたり、久し振りに今度こういうことやってみよう、みたいな気持ちになった。
何もしないをする、は気付いたときにやるのだけれども、月に一度とか意識的にやってみるのもアリかもしれない。