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秩父まで日帰りソロツーリングしてきた。
目的は一つ「秩父で蕎麦を食べる」だけで、あとはその場で適当に予定を決める感じ。一人だとこんな雑な当てもない旅ができるので楽しい。

朝8時に出発して、休憩挟みつつ下道でトコトコ走って大体11:30には秩父に着いた。
第一候補のお蕎麦屋さんでは人気すぎて入れなかったので第二候補のお店へ。
この蕎麦屋・英太郎さんは日によって蕎麦粉が変わるという面白い店。
迷わず十割蕎麦を注文したが大正解だった。蕎麦つゆは濃いめ。天ぷらにつける塩が2種類あるのも嬉しい。
写真撮り忘れたけど蔵を飲食スペースに改造したというその外観も素晴らしかった。

せっかく秩父まで来たということで、店から20分ほど山を登った先にある彩の国ふれあい牧場へ向かった。
道中、牛がいたのでバイクを停めたところ、隣がちょうど同性ライダーさんだったようで気さくに話しかけてくれたり写真を撮ってくれた。



その後意気投合し、一緒に彩の国ふれあい牧場へ行ってみたが休園していたので、ファミレスでお茶することに。


バイクも生き方もめちゃくちゃカッコいい人だった。
かき氷もご馳走さまでした🙏
連絡先を交換して、また一緒に走りましょう！と言ってお別れ。

帰り路はちょうど雨雲と一緒に移動する感じになってしまったので土砂降りに遭遇した。
タオルで服を乾かしてコンビニのイートインスペースへ避難、地面から生える虹を見つつ雨雲が通り過ぎるのを待っていた。
びしょびしょになっても何故かテンションは上がったままで、バイクとヘルメットの洗車になってよかったなとか、あんな土砂降りの中に外にいたの子供の頃以来だなとか考えて、楽しめていた。
ソロツーリングで人目も気にすることのない雑な旅で、かつスマホ以外は濡れても大丈夫なものしか持ってないのもあったのかも。
歳を重ねると無意識のうちに抱えるものが増え気にかけないといけない事が多くなるから、身軽な状態というのは意識して保ち続けた方がいいな、と思った。

雨雲が過ぎ去った後はもう快適で、渋滞もなくスイスイ走れた。濡れた服も自宅に着く頃には自然乾燥されていた。笑
埼玉の秩父側の方は思ってたより田舎で何もなくて、ずーっと木々、田んぼ、時たま一軒家という構成。
空が広いのも、空気も涼しく走りながら土や肥料の匂いがするのも気持ちよくて、地元北海道を彷彿とさせる環境がそこにありかなりリフレッシュできた。

帰宅したのは19:30頃。雨に降られなかったら18時半には着いてたかな。およそ12時間の旅でした。
次は伊豆でもいきたい。